430MHz帯 のバックアップ(No.4)


特徴

FMモードでの運用が主流、ハンディ機やモービル機等、多くのトランシーバと簡易なアンテナで手軽に運用できる周波数です。

飛距離は主に見通し範囲内になり、物陰には弱いですが。しかし、山や建物に比較的反射しやすい特性もあり、意外な方向と通信できる事もしばしば。

異常伝搬については、電離層反射はまず起こりませんが、ラジオダクトと呼ばれる気象現象による長距離伝搬が起き、ハンディ機で出力1Wで数百キロ先と交信できたとの報告も稀にあります。

波長70cm程度と適度に短いため、自作アンテナで運用している方がよく見受けられます。

使用区分

周波数(MHz)区分詳細状況
430.00 - 430.10CW極稀に運用されている
430.10 - 430.70CW
狭帯域の電話,電信,画像
狭帯域データ(.50 - .70)
430.70 - 431.00VoIPWiRES, エコーリンク等が設置されている。
431.00 - 431.40広帯域データ431.02 ナビトラ 1200bps AFSK
431.04 APRS 1200bps AFSK
431.06 APRS 9600bps GMSK
431.08 ナビトラ 9600bps
AX.25パケット通信が主に運用されている。
2021年現在においてはAPRSが主流。

RBBS等もまだ運用している局がいるようなのですがインターネット上に情報が全然なく不明。
431.40 - 431.90広帯域の電話,電信,画像(仮) 431.50 D-STAR DV RS-MS1 テキストチャット
(仮) 431.52 D-STAR DV RS-MS1 画像
433.00周辺が混雑した時に溢れてくる。
呼び出し周波数から離れているので仲間内のクローズドなラグチューに使われる。
431.90 - 432.10EME
432.10 - 434.00広帯域の電話,電信,画像433.00 FM 呼び出し,非常通信
433.30 デジタル 呼び出し,非常通信
433.50 非常通信
呼び出し周波数433.00の周辺が主に使用されている。
区分内のどこを使用しても構わない。
434.00 - 435.00レピータアップリンク
435.00 - 438.00衛星435.795 ふじ3号 CWテレメトリ
435.800-435.900 ふじ3号 トランスポンダ ダウンリンク
435.910 ふじ3号 デジタルテレメトリ
435.910 ふじ3号 デジトーカ
437.550 ISS パケット
437.800 ISS クロスバンドレピータ ダウンリンク
各国のアマチュア無線衛星が多数稼動している。
ISSからの信号は非常に強力でハンディ機+付属アンテナでも受信可能。

しかしトラック,ダンプ野郎の違法無線に妨害されがち。
438.00 - 439.00全電波形式(実験・研究用)全モードOK
439.00 - 440.00レピータダウンリンク
 

CQ呼び出し手順

FMモード

1. 広帯域の電話区分内で、適当な空き周波数を探す。433.00MHz付近が良い。

2. [空き周波数]をしばらく聴取し、「この周波数混信妨害等ありませんか」と送信し、応答がない事を確認する。

2. 周波数を433.00MHzに設定し、「CQ CQ CQ こちらは [コールサイン]、[空き周波数]にてコールします。」と送信する。

4. アナウンスした[空き周波数]に戻し、「CQ CQ CQ こちらは [コールサイン] [フォネティックコールサイン] [コールサイン]、お聞きの局いましたらコールお願いします。」と送信する。

5. 受信していた局が応答してくるので、適当に話たり、RSレポートを送ったりする。

SSB/DSB/AMモード

CWモード

 

注意事項

市販のトランシーバも多く手軽に使える反面、トラック,ダンプ運転手による悪用,違法使用が非常に目立つ周波数であり、うっかり混信すると罵倒される事もしばしばあるが、無視して構わない。

違法局,不法局に文句を言いたくもなるが、非アマチュア局と交信した場合こちらが電波法違反になってしまうので関わってはいけない。

もし違法局,不法局を発見したら、通話内容から会社名や居場所を特定して、総合通信局へ80条報告の他、発注主や元請け会社、もしくは各地方のJARL都道府県支部の監査指導委員に連絡しましょう。