7MHz帯

Last-modified: Mon, 27 Dec 2021 18:05:54 JST (854d)
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諸元

・波長 40m

特徴

HFのメインバンド。主にスポラディックE層,F層を利用した電離層反射による長距離通信が行われ、1年中賑やか帯域である。

電離層反射に依存した利用が多く、初夏~夏季はとても賑やかである。太陽の11年サイクルの影響を大きく受ける。

昼間は数百キロ、夜間は数千キロメートル区間で比較的安定した通信ができるため、アワード目的での運用が多数行われている。

一方、地上波はあまり伸びない。

大陸方面の謎のビーコン局や、ウッドペッカーノイズと呼ばれるOTHレーダー(超水平線レーダー)の壮大なノイズ等、多様な世界を感じる周波数でもある。

 

バンドプランに明記されていない慣例的に発達した暗黙のルールが多数ある。

全容を説明できる者もおらず、適当な周波数で運用を試みると罵倒され、わけもわからないまま初心者は死ぬ。

 

使用区分

周波数(MHz)無線運用規則による区分詳細(参考程度)状況
7.000 - 7.045CW
狭帯域データ(.030-.045)
7.000 - 7.010 CW DX
7.010 - 7.015 CW 国内欧文
7.015 - 7.025 CW 国内和文
7.025 - 7.040 デジタル 国内
7.040 - 7.045 デジタル DX
7.003 CW QRP
7.033 SSTV(旧)
7.041 FT8, JT65 国内


7.039 怪CW FFFFFF (ロシア ウラジオストック)

7.010 - 7.040 JARLコンテスト
7.045 - 7.100CW
狭帯域の電話,電信,画像
7.045 - 7.080 SSB 国内 アワード
7.080 - 7.100 SSB 国内モービル アワード
7.050 非常通信
7.074 FT8 DX
7.076 JT65 DX


7.060 - 7.140 JARLコンテスト
7.100 - 7.200狭帯域の全電波形式7.173 SSTV
7.178 デジタルSSTV

特記事項

※7,045 - 7,100kHzは外国のアマチュア局とのデータ通信に使用できる。